ごみの持ち込みについて

違法な不用品回収業者を利用しないでください

不要になった家電製品や粗大ごみなどの廃棄物を、軽トラックなどで拡声器を使って巡回しながら回収する業者や、空き地などに無料回収の『のぼり』を立てて回収する業者などを見かけても絶対に利用しないでください。
家庭から排出された一般廃棄物の収集・運搬・処分には「一般廃棄物処理業の許可」が必要と廃掃法(第7条)で定められていますが、トラックや空き地で不用品回収を行っている業者の多くは無許可の違法業者です。(産業廃棄物許可や貨物運送事業の許可のみでは一般廃棄物の収集・運搬・処分はできません。)

また、廃家電の有価となる部分を取り出すため、何の環境対策も講じずに破壊し、フロンガスや鉛などの有害物質を大気中に放出させるなど、環境汚染の引き金にもなっています。
さらに廃家電の不要な部分などは、そのまま不法投棄するなどの事案が多発し社会問題にもなっています。
このような行為は、輸出業者を経て海外でも同様の行為が行われています。
無許可業者に廃棄物の処理を頼めば、頼んだ側にも罰則が科せられます(5年以下の懲役若しくは1000万円の罰金またはこの併科)ので、違法な不用品回収業者は絶対に利用しないでください。