尾三衛生組合は、広域行政の円滑化、効率化を図りつつ、ごみ処理施設の建設及び維持管理並びにこれらに附帯する事務の共同処理を目的として昭和49年4月に愛知郡地区2町・三河地区1町(現在は、日進市、みよし市、愛知郡東郷町)で設立された一部事務組合です。
昭和51年4月にごみ焼却を開始し、昭和55年4月には粗大ごみ処理施設による破砕処理が始まり、尾三地区の一般廃棄物を衛生的かつ安全に処理する重要な役割を担ってまいりました。 昭和51年4月で7万2千人余りだった尾三地区の人口は、現在では20万人に迫るまでに人口が増加し、それに伴うごみ量の増加や施設の老朽化のため、平成9年12月より稼働のごみ焼却施設を、令和11年度まで稼働を目的とした『ごみ焼却施設基幹的設備改良工事』を平成27年度より5ヵ年をかけて実施しました。 一方、平成11年4月より稼働のリサイクルプラザ(粗大ごみ処理施設)も老朽化が進んでいるため、びんや缶の資源化施設などを停止し、その処理を民間へ処理委託するなど施設の縮小化・簡略化を実施しています。
エコサイクルプラザは、住民参加型施設として、空き瓶などを利用したリサイクル工作教室などのリサイクル体験ができる体験学習室やごみ焼却施設の熱を利用したお風呂、粗大ごみから出た自転車・家具類を修理・補修し、展示販売しています。 また、平成28年4月には新たに資源回収ストックヤードを開設し、回収できる資源を現在28品目に拡大しております。
これらの施設により、ごみの適正処理、公害防止対策に万全を期し、一般廃棄物処理行政がより強化されるように努めてまいります。